この鰹節削り器は、通常70㎜ある清介の鉋の幅を
65㎜にし価格を抑えた廉価版限定品です。
また、天然塗料の柿渋塗りはその性質上表面に黒い斑点が
出ることがございますが品質には影響ありません。
【伝統工芸士が鍛えた鉋刃】
新潟与板の打刃物伝統工芸士、水野清介氏が丹精込めて仕上げました。
清介柿渋の鉋刃は、やわらかい地金に硬い鋼(はがね)を鍛接して作ります。
地金とは、刃先に使う硬い鋼(はがね)を受けるための少し柔らかめの鋼材です。
【職人手作りの鉋台】
鉋台は、越後の台打ち職人西村祐一氏が作成しました。
木材は3年乾燥させた硬い国産の白樫を使用してます。
大工鉋としてもすぐに使用できる技術でつくられています。
水野さんの作った鉋刃にあわせ、ひとつひとつノミで削って調整しはめ込んであります。
※かつお節を削るときのコツ
鰹節削り器は、出荷直前に実際に鰹節を削って刃の調整をしております。
かなり薄く刃を出してありますので、最初は鰹節が削りにくくても
鰹節の削り面が平らになるまでそのままの状態でお使いください。
削るコツは、両手で強めに鰹節を押さえつけ、手元側に多く力をかけ
鉋台の一番端までストロークを長く削ることです。
小さくなった鰹節は布巾に包んで金槌などで叩き砕き出汁などにお使いください。
添え木を使うと添え木まで削れることがありますのでご注意ください。
商品寸法:300×125×170mm
鉋台寸法:長さ約270×巾約80×約厚32mm
鉋刃寸法:寸6(約65mm)
木箱:桐 柿渋塗り
鉋台:白樫
鉋刃:安来鋼青紙1号(完全すぐ使い)
※完全すぐ使いとは鉋業界の用語で、
出来立ての刃を裏打ち(裏押し)し本研ぎをしたもののことを言います。
鉋刃製作:越後与板打刃物 伝統工芸士水野清介
台打ち :越後三郎二代目 西村祐一
SOLD OUT
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